単音節言語の中国語

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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シナ?チベット語族は、典型的な単音節言語である。したがって、中国語も単音節言語である。中国語の表記に使う漢字も、音節ひとつに付き一つの文字が用いられる。


家(jiā; 家)
走(z?u; 歩く)
大(dà; 大きい)
例外的に借用語など、単音節では意味を持たない語がある。


玻璃(bōli; ガラス)
単音節言語である中国語の語は、単音節を基本とするため必然的に多義語になる。そこで、「电」(diàn; 電気)という語であれば、他の語と結びつけて「电车」(diànchē; 電車)?「电话」(diànhuà; 電話)?「电视」(diànshì; テレビ)などのように既成の語を組み合わせて語彙を多様化させることによって多義語の問題が解決する。

また、語(形態素)は単音節であるため意味があいまいになる可能性もある。他の単音節語と結びついて、2音節の熟語を形成することがある。例えば、動詞「学」(学ぶ)はピンインで (xué) と表記されるが、これと同音異義語の語は5通りあり(松岡、2001)、「学ぶ」という意味をはっきりさせるために2音節の語にして「学习」 (xuéxí) とすることもできる。

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