中国三大祭りの食品―元宵(餡入りの団子)、粽、月餅

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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    中国の伝統的な食俗はお祭りの中で、特に目立っている。旧正月の春節、端午節と中秋節は一年の中で最も盛大に祝う祝日である。餡の入ったお団子・元宵や粽、月餅はこの三大祭りの食品である。

旧暦のお正月―春節は一年の中で最も盛大な祝日である。旧正月の15日の元宵節に食べる元宵は旧正月の食俗のラストナンバーと言える。この日、どの家も餡の入ったお団子の元宵を食べる。しかし、南方ではこの元宵を『湯圆』と言う。南北ではその作り方も違う。

    北方では、まず、砂糖を入れたごまや落花生、小豆で作った餡子を丸くピンポンの玉のような大きさにして、少々水をつけて、もちこめの粉を入れた用具に置いて、卵より少し小さい団子に揺がして作る。現在では人々は自ら団子を作らず、店で買って食べる。北京では『稲香村』と『桂香村』という老舗の元宵は最も炉子ばれている。

    南の方では、元宵節になると多くの家では、「湯圓」と呼ぶ元宵を作る。それは北方のものと、餡子はほとんど同じだが、ただ作り方では、揺がすのではなく、皮を作って包むのだ。南の方では寧波の「湯圓」は最も喜ばれている。

    元宵にしろ、それとも「湯圓」にしろ、いずれもゆでて食べる。丸い形をしている元宵と湯圓は円満や団欒を象徴する意味がある。

    粽は祝日の食品として、長い歴史を持っている。民間では端午節に粽を食べるのは偉大な詩人・屈原を記念するためのものだと見られている。紀元前三世紀の頃、屈原の祖国・楚国が覆された時、屈原は怒りの限り、旧暦の5月5日に川に身を投じた。その後、毎年、この日になると人々は粽を作って、屈原を記念するようになった。

    粽は祝日の食べ物だけではなく、民間では、親友間の贈り物でもある。端午節になると、人々は粽をお土産として持って、挨拶を交わす。

    旧暦の8月15日は中秋節である。この夜の月は一番丸いからまたは、一家団欒の日とも言われる。中秋の日の夜、お月を観賞するが、月餅が欠かせないものだ。丸い形をした月餅の表には伝説に伝われている仙女嫦娥月に赴きと豊作の内容の図が描かれている。

    中秋節の夜月が昇った時、月餅と色々な果物を出して、お月様を供える習慣がある。月を拝した後、人々は月餅を食べて、一家の団欒と円満を祈る。

    中国各地で作られた月餅の味はそれぞれ違う。北京や蘇州、広東、潮州を代表とする味と種類の月餅がある。

    その餡子はほとんど棗や小豆、蓮の実、果物などで作られている。

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