明前茶(míngqiánchá) 明前茶

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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「明前茶」とは清明節以前の3月下旬から4月上旬に摘まれる新芽の茶葉を製茶したもの。

 その年の初めての「明前茶」は甘み、香り共に新茶ならではの魅力を持っています。茶葉はまるで碧玉のような緑色で、やわらかい甘味や香りが特徴です。

 中国茶は大きく分けて6つの加工方法がありますが、明前茶と言われるのは主に緑茶です。その緑茶の種類もきわめて多くあります。中でも浙江省杭州付近の竜井茶、安徽省の黄山毛峰茶などが有名です。また、それぞれに摘む時期や摘まれた芽や葉の形などによって呼び名があります。清明節を過ぎて摘まれたものは、「谷雨(穀雨)」の前ということで「雨前」と呼び、雀の舌のような形なら雀舌、針のようなら銀針などと呼ばれます。

 中国のお茶の好きな人「茶友」の間では、「明前茶 贵如金(明前茶は黄金のごとし)」という言い方があります。なので、毎年「清明节」前後には、お茶の好きな人たちの間で「明前茶」をこだわって飲む人が多くいます。しかし、「清明节」の前には、まだ、気温が低く、新芽の数がそもそも少なく、成長も遅いので、摘める量が限られています。そのため、希少価値になり「明前茶」の値段も高くなるわけです。今年最初に市場に出される新茶の明前西湖龍井茶の価格は、5百グラム1万元(約16万円)、つまり100グラム約3万2000円を超えることもあります。

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