皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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紀元713年で建設した世界最大の大仏――楽山大仏

峨寺で修業していた唐代の名僧海通は唐玄宗の開元元年(紀元713年)から大仏の建造をはじめ、90年をかけてこの世界最大の弥勒仏像を彫り上げた。大仏は山をひかえておごそかに鎮座し、高さ71メートル、頭の高さは14.7メートル、直径10メートル、一本の足だけで幅5.5メートル、長さ11メートルで、その上に百人ほどの人が座れる。

峨眉山は成都平原の西南にそびえ立ち、遠くからは少女の細長い眉毛のように見えるので、峨眉山と名づけられた。最も高い万仏頂は標高3099メートルもある。峨眉山の前山は岩石や谷間が多く、草や木に覆われ、滝も泉もそれぞれ姿が異なる。後山は絶壁がそびえ立ち、雲が湧き立ち、人々に畏怖を感じさせるものがある。伝説によると、普賢菩薩がここで姿を現わして説法をしたことがあるという。それゆえに、峨眉山は中国4大仏教の名山の一つとなったのである。いまでも山の中の報国寺、万年寺、仙峰寺、洗象池、金頂などの古い寺が10カ所ほど保存されており、仏教徒たちがこれらの寺で修業している。

中国の民族宗教―道教

道教は中国の伝統文化の一部分である。それは儒教・仏教と補い合って中国の人々に信仰を強く与えている。かって学者たちは、中国が宗教の薄弱な国家であると考えていたが、これは誤解である。統治者が西洋の各国の教会よりさらに強大な宗教の力に頼らなければ、人口が多く国土の広大なこの大国で数千年に及ぶほど長い間中華文明が維持されたはずがない。

中国宗教はなぜ、キリスト教のような神はいませんか?

中国にはキリスト教のような神はいません。その神のかわりに、聖人というものを崇拝します。聖人とは何でしょうか?古代の聖人とは、人間であり、しかもおもに「治水」に成功した人たちなのです。人間の力をもってすれば、どんなことでもできる。この人間の力によせる信仰が、中国で人間至上主義を生みました。

中国宗教の今昔

中国は多宗教国家で、仏教、道教、イスラム教、キリスト教の4教を主要宗教とし、宗教信者は1億人余り、宗教活動場所85,000か所、宗教団体3,000余りである。

(1)仏教

紀元1世紀前後にインドから伝わり、その後「漢民族仏教」、「チベット仏教(ラマ教)」、「南仏教」の3種に分かれた。漢民族の中で宗教を信仰している人の大半は「漢民族仏教」を信仰しており、信徒数の統計はないが、かなりの人数に上る。「チベット仏教」は、チベット族やモンゴル族などの900万人、「南仏教」はタイ族などの100万人となっている。
現在、政府が許可している寺院は13,000か所。全国団体として、1953年に中国仏教教会が設立され、日本、ビルマ、インドなど20の国と交流を進めている。

(2)道教

中国で生まれ育った唯一の漢民族固有の宗教で、基本的には中国の民間で信仰している自然の神々への信仰の集大成であり、老子の道家の思想を中心にすえている。
現在も漢民族の精神文化に影響を与えている。信者数の統計はなく、道観(道教の施設)は600余り、道士5,000人余りである。全国団体として、1957年に「中国道教教会」が設立された。

(3)イスラム教

中国料理の文化、西洋料理の文化

英語「You are what you eat」という言葉は翻訳しにくい。何を食べることがどんな人になるのは決めるということである。近年、西洋人は飲食健康を重視し、さらにはレストランのメニューで料理のカロリー含量を明記している。中国でも類似の話がある。「吃na児補na児」(どこを食べてどこを補う)。中国の象形文字に少し似ているが、発生根源は直接に表現するものである。子供を聡明な人に育てるために、動物の頭を食べさせること、または、高齢者は足関節のパワー低下対策に豚の蹄を食べる。食品による問題解決手法は、中国も外国も同じであるだろう。

人々はいつも飲食と文化を結びつけして飲食文化と話している。どの国の料理はおいしくて、どの国の料理はおいしくないことを議論する。飲食文化の中心が何を食べるかということで、味覚が重要ではない。食べ方、食べる方法が重要であると考えられる。食事は、多く地域でお腹がいっぱいになったことを指すだけでなく、社会活動のひとつになる。

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