羅針盤・四大発明
羅針盤は中国の古代の四大発明の一つで、戦国時代に生まれ、これまで2000年あまりの歴史があります。
最初の羅針盤は天然の磁石で出来ていて、匙のような形をし、底部はすべすべし、平らな銅製や木製の「地盤」の上で回し、それが止まると匙の柄が南方を指すことから「司南」(sī nán)と呼ばれていました。
中国はこの羅針儀を最初に発明した国であり、これを航海に初めて使用した国です。11世紀末に航海で使用されてから、その装置も改善され始め、南宋時代からは磁針と方向を示す装置を一体化したものが現われ、元に時代になると磁針を立てた亀と魚の形をしたものが生まれました。