書く芸術--中国の書道
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
「書道」は字を書く芸術です。文字のある民族なら「書道」もあると言いますが,字を書く書道は全部芸術になるとは言えません。中国漢字書道が独立な芸術になる原因はこれは「図画性」が強い象形表意文字として,独特な形体結構点、横、縦、釣、捺などの筆画と独特な書き道具毛筆があるからです。書き者の字形、筆画「美」に対する追求は書道を民族美感、主観意味を表現し,移情できる芸術です。
実用はいつも審美の前です。言葉を記録する書き道具としての漢字は,必然に複雑な「図画」を簡単な「図画」に変えます。大篆が小篆に変化したのは,中国古文字発展の終結を標識します。「隶書」の出現は漢字の質の変化を発生させました。やはり漢字が「古」から「今」に転折した表現です。隶書の成熟、発展したのは東漢(紀元25-紀元220)時期です。草書の出現は,漢字を書道で極大な変化を発生させました。
漢以後の魏晋南朝(紀元220-紀元581)時期は中国書道が芸術発展中のもう一つの極盛時期です。この時の草、真(楷)、行書はもう成熟に近づき,書道理論も一時盛んになりました。東晋(紀元317-紀元420)時期に創造した「行草」は,哲理から芸術への濃縮です。こんな「行草」は後世書道芸術の発展する主潮になりました。宋代(紀元960-紀元1127)書道の韵致は「平淡」、「簡易」、「含蓄」の中で充分に表現されます。「行書」は「真」と「草」と比べると,「平淡」、「簡易」な境界を最も表現できます。
中国書道芸術はこんなに世代相継して,その伝統を形成したのです。伝統学の観点で見ると,伝統は一種の内在活力のある社会存在です。伝統は動かない石像ではないで,生命力で充満した洪流のようです。