闻鸡起舞(wénjīqǐwǔ)
Submitted by whenis on Wed, 01/25/2017 - 13:40『晋書・祖逖伝』由来の言葉。
「闻」は聞く、「鸡」は鶏、「起舞」は舞う、、踊る。ここでは剣術の稽古を指
す。
祖逖は東晋の武将で、幼馴染の劉琨と大変仲がよくて、二人は同じ夢を持っていた。それは、中国を他国の侵略から守り、晋王朝を復興し、平和な世の中を作ることだった。二人はその夢のためには、努力を惜しまず、明け方鶏の鳴き声とともにを聞いて起き、庭に出て剣術の稽古をした。それは、1年中1日たりとも途切れることなく続いた。長い間の努力のかいがあって、祖逖は優れた軍事的能力を身に付け、将軍に任じられた。一方の劉琨はたぐいまれな文才で、地方行政の最高長官に任じられ、三つの州の軍事を管轄していた。
二人の絶え間ない努力に感心し、彼らが鶏の鳴き声とともに起きて稽古したことを「闻鸡起舞」と言って、目標のために弛まぬ努力することを指すようになった。