チワン族医学
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
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Submitted by whenis on Sat, 10/03/2009 - 15:11
チワン族医学の概況
チワン族は中国の少数民族の中で、人口の最も多い民族である。チワン族は唐の時代以降、民族独特の風格をもつ、また漢方医をいかしたチワン族の医学が形成されてきた。唐の時代と宋の時代(紀元618-1279年)の医薬の書物に中国領南地域の解毒、瘴気治療の方法が収録され、その書物の医薬の分類で「領南医薬」が記録されていた。
これはチワン族医学を含む中国南方少数民族の医学が中国伝統的医薬の中での地位の確立を定めている。明の時代と清の時代(紀元1368年-1911年)がチワン族医学の発展期である。この時期のチワン族医薬が李時珍の「本草綱目」及び広西の各地方誌に記載されたほかに、地方では医薬教育の機構も開かれ、数多くのチワン族医薬者も現れた。
古代のチワン族医学の発展を振り返れば、文字の記載がないが、師匠と弟子の受け継ぎ、あるいは口頭の形で後世に受け継がれ、そのため、千百年来、多くのチワン族医学の秘伝の処方などの組み合わせが民間で使用されている。これは中国伝統的医学の発展に多大な貢献をした。
チワン族医薬の使用
チワン族医薬が発展しつつある民族医薬であり、まだシステム化されていおらず、民族医薬と民間医薬の融合状態にある。チワン族はその居住地が中国領南の亜熱帯地域にあり、動物と植物の資源が非常に豊富である。チワン族の人は蛇、鼠と山間の鳥などの野生動物を食べる習慣があるため、動物医薬の応用が普遍的で、民間では「正を扶助し、虚を補うのに、血肉のものを使うべき」という医薬使用の経験がある。
チワン族医薬のもう1つの特徴が毒の解消であり、そして、その応用範囲が非常に広いことである。蛇、虫、食中毒、薬物中毒、矢毒、蠱毒などの解消に使われる。広西の著名の蛇の薬がチワン族医薬における大きな貢献である。チワン族医学が極めて素朴な真理に基づき、なにか邪毒が病気をもたらすと、必ずそれ対応の毒解消の医薬がある。どんなものでも必ずそれを押さえつけるものがある。また、毒も一定の量のうちで、病気治療の良薬でもあり、いわゆる毒が毒をせめることである。
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