「なんであの人は、あんなに流暢にしゃべれるんだろう。」
「いつになったらあんなにしゃべれるようになるんだろう...」
「思うことがなかなか口から出てこない。」
「授業が講師側の一方的な講義で、話す機会がもてずつまらない。」
口語はよく難しいと思われがちだ。
日本語教師をしているとき、生徒がよく投げかけてくる悩みに、
「単語の使い方がわからない。」
というのがよくあった。
一年ほどの勉強では最もなことかもしれない。
「使い方がわからない。だからしゃべれない。」
一年間程の時間で、
流暢にしゃべれるようになるには発想の転換が迫られる。
私は生徒にこのようにアドバイスしていた。
「この意味にあたる日本語は何か、と考えるんじゃなくて、
この意味を日本語でどのように表現すればいいか、
と考えるといいよ。
自分が今まで習った理解している単語や句型を使ってね。」
ある日、帰りの道すがら数人の生徒と会い、家に招待した。
道をあるいているとき、生徒が日本語でしゃべりながら
「日本の車の...」
で、つまった。
そのあと中国語でこのように聞いてきた。
中国語会話を流暢にしゃべるための発想(2)へ
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