北京地下鉄のたび ―前門駅―

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

前門は正陽門の俗称で、単純に門を指すのではなく、正陽門とその前の前門大街の一帯を指します。明代、前門の周囲には、一大商業区域が広がっていました。現在、老舗も多く、賑やかなこの区域は、老北京の姿そのままにイノベーションされ、古き良き時代の北京を再現しています。また建築は復元されたものですが、テナントは、老舗はもちろんのこと、カフェや洋食レストランなど新しいお店あり、新たな観光スポットとして注目を集めています。

 観光スポット

 前門

 前門は正陽門の俗称で、明清時代の北京内城の九門のうちの一つで南の正門でした。皇帝が紫禁城へ入る際の専用の御門で、他の者が通ることは許されていませんでした。50、60年代に天安門の拡張工事と地下鉄建設の際、正陽門の城楼と箭楼は撤去されることになっていましたが、周恩来総理の指示により保存され、現在に至っています。

 アクセス:地下鉄A出口出てすぐ。

 北京企画展覧館(北京规划展览馆)

 この展覧館は、前門商業ビルを改装して造られました。北京の都市計画が展示され、北京の過去と未来の姿一度にを見ることができます。立体で楽しめる3Dシアターや4Dシアターもあります。

 アクセス:地下鉄B出口出て、前門東大街へ東に向かって200メートルほど。

 参観料:30元/人 ※3D、4Dシアターは別途それぞれ10元

 ショッピング

 大柵欄街(大栅栏街)

 この大通りは、北京で最も古く、最も名が知られている商店街です。全長300メートルの両側には、びっしりと店舗が並び、中でも北京屈指の老舗が揃っています。

 1811年に創業した帽子店の馬聚源や、1853年商業の靴店、内聯昇靴店などいずれも伝統技術を守り、今日にいたる名店です。またお茶の老舗、張一元、漢方薬で有名な同仁堂など、この通りを歩けば中国文化を満喫でき、お土産探しにも困りません。

 グルメ

 利群北京ダック店(利群烤鸭店)

 このお店は、大規模なレストランとは異なり、胡同の中にある隠れ家のような北京ダック専門店です。昔ながらの四合院がそのままレストランになっています。このお店は、中国人よりもむしろ外国人に人気が高く、中国人客より外国人客のほうが多いです。まさに外国人がイメージする中国にぴったりの北京ダック店です。もちろん北京ダックの味も評判がよく、アットホームな雰囲気の中、北京の伝統的な料理を楽しめ、一度は訪れたいお店です。

 アクセス:地下鉄B出口出て、前門東大街に沿って東へまっすぐ。十字路を右へ。

 住所:北京市崇文区前門東大街北翔鳳胡同11号

スポンサー