北京地下鉄のたび ―八宝山駅―

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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八宝山は東西に2つの峰から成っており、海抜は103メートル。北京の西山(西部の山地の総称)の前に広がる平原の中の残丘である。なぜ、八宝山と呼ばれているのか?民間に伝わる伝説には、山中の洞穴には、八つの宝が埋まっているそうだ。金の牛、金の馬、金の鳥、金の臼、金の研ぎ道具、金の豆、金のちりとりと金のかごである。しかし、実際には、ここは耐火土、白土、灰石、赤土、石炭、カオリン、砂利などの建築材料が豊富に産出する山々であり、文字どおりこれが、現代の「宝」となっている。

 観光スポット

 八宝山革命公墓

 この公墓(共同墓地)は最高レベルの園林式の墓地である。ここはかつて明、清時代の宦官たちが余生を過ごした場所であった。1946年に国民党政府がここに烈士のための祠を建て、1949年新中国成立後は政府の要人が埋葬される場所となった。また著名な科学者、作家もここに眠っている。

 公墓内はいくつかの区間に分けられ、一般の人が参観できる区域は限られており、また許可証が必要な区もある。しかし清明節には、一部が一般開放され参観することができる。

 アクセス:地下鉄B出口より東へ徒歩500メートル。

 博古芸苑工芸品市場(博古艺苑工艺品市场)

 1998年にリサイクル市場として開かれたが、現在では骨董市場となっている。

 骨董市場はいくつかあるが、ここはいくらか喧騒が少なく、静かに過ごせる場所である。古代を思わせる明、清時代の建物や、元時代の崇国寺の十方塔が模して作られ、あたりを鳥かごを手にさげた老人が歩いてゆく。まるで皇帝の庭園を歩いているような感覚を覚える。毎年、こおろぎを戦わせる競技イベントが行われ、春節(中国のお正月)期間には骨董縁日が開かれる。

 アクセス:地下鉄B出口より北へ徒歩150メートル。

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