中国制造2025(Zhōngguó zhìzào èrlíng'èrwǔ)
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
中国製造2025、つまり、メイド・イン・チャイナ2025の意味となります。
「中国制造2025」のコンセプトは、2014年12月に初めて提起され、2015年3月の全人代で李克強首相が『政府活動報告』の中で正式に計画として謳ったものです。
「中国制造2025」は中国を製造強国にするための戦略で、2015年から10年間を目標に展開され、2025年までに世界の製造強国の仲間入りを目指すものです。その次にあたる第2のステップでは、2035年までに中国の製造業全体のレベルを世界の製造強国の中で中級レベルに押し上げ、さらにその先の第3のステップでは、新中国成立100年を迎える年、つまり、2049年までに製造業の総合的実力を世界の製造強国のトップレベルにまで押し上げることを目標としています。
コメント
このほど開催された中国共産党第19回全国代表大会で、習近平総書記が読み上げた『活動報告』の中では、「中国は工業と情報化の分野で過去5年間に大きな成果を上げた」としています。
また、工業と情報化省の苗圩共産党組織書記も、大会の記者会見で「中国はすでに世界において製造大国とインターネット大国として安定したトップの地位を手にしている」として、「『メイド・イン・チャイナ2025』を実施していく過程で、関連政策の実施は中国の全ての国内企業に適用されるだけでなく、中国国内の外資系企業にも等しく適用される。各国の製造業企業も『メイド・イン・チャイナ2025』に積極的に関わり、協力共栄の関係を実現してほしい」と述べました。