替身演员(tìshēn yǎnyuán) スタントマン

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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   「替身」は替え玉、身替わりの意味、「演员」は役者、俳優です。

 「替身演员」はスタントマンのことです。女性もいるのでマンだけではないので、スタントパーソンとも言います。さまざまなスタントをこなす人のことです。主に映像作品、舞台やイベントなどで、高度かつ危険なシーンを専門に演じる人を指します。

 これまで、「替身演员」は危険なシーンや難しいアクション、また、楽器の演奏など特別な技術が必要な場面を撮影する際、役者の替わりに出演する人でした。

また、近年のドラマが長くなったこととも関係があります。これまで、20回のドラマの撮影期間は3カ月ほどでした。今のドラマは50回前後が普通です。しかし、撮影期間はそれほど長くなっていません。そのために、1つのドラマをいくつかのグループで同時に撮影し、一人の主役に3人から5人の「替身演员」につくのはよくあることだそうです。

 実は業界の人でもこのようなやり方は映像作品にも若手俳優自身にもよくないことはわかっています。しかし、俳優の人気が出たら短期間でたくさん儲けようと思うマネージメント会社、そして、お気に入りの俳優の作品ならレベルや内容、質に関係なく何でもお金を出すファンにはかなわないのが現状です。

 しかし最近、中国では、特にドラマの撮影で、半分以上の若手俳優の映像は「替身演员」が担当していると言われています。したがって、「替身演员」という業界も細分化されてきました。今まで、「替身演员」で最も多かったのは(武将の武に替えると書く)「武替」でした。つまり、主役の顔が出ない危険なシーン、アクションシーンを担当する人です。今は、文章の文に替える「文替」、つまり、主役の後ろ姿や全景の撮影で主役の替わりを担当する人、光に替える「光替」、つまり、カメラが移動したり、ライトを確認する際、主役の替わりにその場所に立つ人、ダミーのこと。また、髪の毛や足、手などのパーツ撮影で主役の替わりを担当する人なども出現しています。さらに、主役がびんたを受ける、ごはんを食べるシーンの「替身演员」もいます。

 このような現象はマネージメント会社、いわゆる所属事務所が若手俳優を過度に消費する、働かせていることと関係があります。ドラマ撮影の期間中にほかの仕事も入れますので、ドラマ撮影に集中できないのです。 

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