皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

脱口秀(tuōkǒuxiù)

トークショーの音訳。「秀」は英語Showの音訳。中国語には、考えないで即座に話す、或いは、無意識に口にする「脱口而出」という言葉がある。「脱口」は「トーク」と発音も似ているし、意味も近いので、トークショーを「脱口秀」と音訳した。しかし、中国の「脱口秀」は、一般的なトークショーとはちょっと違う。

 一般的に言う「脱口秀」は気楽なおしゃべりな放送番組、娯楽要素の強い座談会のようなものだが、このような番組は中国では「访谈节目」と言う。「访」は訪ねてインタビューする意味があって、「谈」は話し合う意味が含まれる。中国でいう「脱口秀」は一人のコメディ芝居のようで、一人で色々な話題を自分の感想も含めて面白可笑しく話すことが多い。

痛点(tòngdiǎn)

そもそも体の痛いところをいう言葉だが、最近では、人間や社会に存在する問題点、欠点、弱点などを指すようになった。これら「痛点」を治さなければ、根本は解決せず、いつまでも悩まされ、苦しむことになる。

 例えば、最近、よく言われるのは「民生痛点」という言葉で、教育、医療、住宅、社会保障、環境保護、食品安全など国民生活に関する分野で人々の生活を悪くし、利益を脅かす問題を指す。ほかにも、「行业痛点(業界の問題点)」、「产品痛点(製品の欠点)」、「人性痛点(人間性の弱点)」、「痛点营销(ペインポイント・マーケティング)」などといった「痛点」がある。

求心理阴影面积(qiú xīnlǐyīnyǐng miànjī)

「求~面积」は幾何学の問題の言い方で、例えば、試験や宿題の問題で「三角形の面積を求めなさい」は「求三角形的面积」と言う。「心理阴影」は人の心に残されたネガティブな影響、トラウマ。その面積を数学的に計算することはもちろん不可能である。あえてこのように言うのはその影響やショックの大きさをふざけて表したいわけである。

 例えば、「小狗被染成皮卡丘,求小狗的心理阴影面积」、子犬がピカチューのような色に染められた。子犬の「心理阴影面积」を求めなさい。これで子犬の心は相当傷つけられたことを強調するわけである。

周边游(zhōubiān yóu)  周辺旅行

短距離旅行とも言います。自宅から出発して、車や電車でその日のうちに目的地に到着できる距離の旅行です。日本でいう近場旅、プチ旅行といったものでしょうか。主に週末や三連休の時に出かける旅行です。

 ちなみに日帰り旅行は「一日游」と言います。

 4月4日は「清明节(清明節)」でした。「清明节」は、中国では、お墓参りにでかける日です。日本なら、春のお彼岸と言った感じでしょうか。この他、「踏青」の季節にもあります。これは、郊外にピクニックにでかけると言う意味です。現在中国では、この「清明节」は三連休になっています。この連休に「周边游」で出かけた人が多くいました。2泊3日か1泊2日の旅行です。

 北京からの「周边游」といえば、郊外にたくさんのお花見や登山、ドライブ、温泉などの名所があり、こういった場所が目的地になります。また、最近では、レジャー施設がたくさんでき、民宿も多くなりました。例えばこの季節、北京の郊外では桃の花祭りやイチゴ狩りのイベントが行われています。お花見やイチゴ狩りをしてから、地元の「农家菜」と呼ばれる農家料理を堪能、そして、温泉に入って、じっくり休む。考えるだけで全身リラックスできるような「周边游」が人気です。

明前茶(míngqiánchá) 明前茶

「明前茶」とは清明節以前の3月下旬から4月上旬に摘まれる新芽の茶葉を製茶したもの。

 その年の初めての「明前茶」は甘み、香り共に新茶ならではの魅力を持っています。茶葉はまるで碧玉のような緑色で、やわらかい甘味や香りが特徴です。

 中国茶は大きく分けて6つの加工方法がありますが、明前茶と言われるのは主に緑茶です。その緑茶の種類もきわめて多くあります。中でも浙江省杭州付近の竜井茶、安徽省の黄山毛峰茶などが有名です。また、それぞれに摘む時期や摘まれた芽や葉の形などによって呼び名があります。清明節を過ぎて摘まれたものは、「谷雨(穀雨)」の前ということで「雨前」と呼び、雀の舌のような形なら雀舌、針のようなら銀針などと呼ばれます。

Pages

スポンサー