皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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双十一(shuāng shí yī)

「双十一」は11月11日。独身をイメージさせる1が4つ並ぶことで最近では「光棍节(独身の日)」として定着してきた。南京の大学から全国へ広がったと言われる。中国では、昔から独身のことを「光棍」と呼ぶ。しかし、現在は11月11日を「光棍节(独身の日)」と捉えるよりも「双十一」と言って買い物のフィスティバルのようなものに変わった。

 2009年から毎年11月11日は「阿里巴巴(アリババ)」傘下の「天猫(Tモール)」をはじめ、多くのショッピングサイトでは独身の人に楽しんでもらおうと特売を行っている。現在では独身だけでなく、独身でない人でも楽しめるものを売ったりするようになり市場が広がった。2014年の「双十一」では、アリババだけで1日の売り上げは571億元(約1兆874億円)になったという。

朝阳群众(cháoyáng qúnzhòng)

「朝阳」は朝陽区、北京市最大の行政区で、外国の大使館やオフィスビル、1990年のアジア大会と2008年のオリンピックのメイン会場もこの区にあるほか、高級ショッピングモール、高級住宅、ゴルフ練習場なども集まっています。したがって、そのエリアに住む有名人も多いです。「群众」は一般大衆、一般市民、一般人の意味です。「朝阳群众」で朝陽区に住む一般市民となります。

 日本なら、田園調布の一般人、六本木の一般人といった感じでしょうか。

 しかし、ここで言う「朝阳群众」は、ただ朝陽区に住む一般人ではありません。有名人のドラッグや麻薬取引、さらに刑事案件の調査に情報を提供する市民のことを指します。ネット利用者が冗談で、「朝阳群众」はCIAやKGB、MOSSAD、MI6と並ぶ情報機関だと言っています。

 実は、「朝阳群众」は警察側が情報提供者のプライバシーを保護するために考えた言い方で、実際の「朝阳群众」、朝陽区に住んでいるひとでないこともあります。

碰钉子(pèngdīngzi)

意味

 ここでいう「钉子」は普通の釘のことではなく、城門などに付けた化粧くぎのことです。

 昔、役所やお金持ちの住宅の門には化粧くぎが付けられていました。一般人がこう言った場所で断られた場合、「碰钉子」と言います。その後、頼みが断られた場合、或いは叱られる場合、「碰钉子」と言うようになったのです。最近では、うまく進まない時も「碰钉子」と言います。

 使い方

耳边风(ěrbiānfēng)

意味

 「耳边风」で、耳のそばを吹く風、つまり、(人の意見などを)どこ吹く風と聞き流す意味となります。馬耳東風の意味です。

 「耳旁(páng)风」とも言う。

 使い方

 不要把警告当作耳边风。

 警告を耳のそばを吹く風と見なさないでください。

 警告を受け流さないでください。

 家长的提醒为何会被孩子当成耳边风。

墙头粉(qiángtóufěn

「墙头」は塀の上の部分、或いは低く長くない塀のことです。「粉」はファンの意味。「墙头粉」で決まった対象のないファンを指します。

 なぜ「墙头」になるのか、と言うと、これは「墙头草(qiángtóucǎo)」という単語と関係があります。「墙头草」は植物の一種ですが、ここで言う「墙头草」は塀の上に生え、風によって揺れる草を指します。この草のようにしっかりした根っこが無く、すぐなびく人や風見鶏を喩えています。

 そこで「墙头粉」はいったい自分が誰のファンなのか、誰が一番すきなのかがわからない、また、非常に影響を受けやすい、好きになる対象がコロコロ変わる人を指します。

 「墙头粉」と正反対になるのは「死忠粉(sǐzhōngfěn)」で、漢字を見ればわかるように、死ぬほど忠実なファン、つまり、ひたすら一途で、ファンになったら、ずっと他には目もくれないファンのことです。

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