若者婚姻の著しい変化
Submitted by whenis on Tue, 06/27/2017 - 06:31このほど発表された「現代中国青年人口発展状況研究報告」によると、1995年時点で中国の青年(女性含む)の未婚率は15~29歳で51.54%、15~35歳で38.23%だった。これが2000年には、15~29歳で59.17%、15~35歳で40.8%、05年には15~29歳で65.89%、15~35歳で45.71%に高まった。 青年人口における未婚率が高まっている原因は、中国が経済の急成長期にあり、生活リズムが速まり、仕事のプレッシャーが強まっているため、一部の青年が結婚を遅らせていることにある。また、社会観念の変化が著しく、一部の青年は自由を好み、できるだけ自由な独身生活を楽しみたいと考え、意図的に結婚を遅らせていることも関係がある。このほか、男性の数が女性を上回り結婚できない男性が増えたため、男性の青年人口で未婚比率が高まったことも一因となっている。
報告によると、男性の未婚率は15~29歳で72.72%、15~35歳で51.63%だった。これは15~29歳で59.12%、15-35歳で39.88%という女性の数値より高く、男性の平均初婚年齢も女性より遅いと考えられる。