わたしは毎晩寝る前に音楽を聴くことにしている
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
我每天晚上睡觉前都要听音乐。
Wǒ měitiān wǎnshang shuìjiào qián dōu yào tīng yīnyuèng.
わたしは毎晩寝る前に音楽を聴くことにしている。
■中国語では動詞の直後に置かれる名詞(句)を文法的に「目的語」と呼びます。意味的にさまざまなものが目的語になります。《動作の対象》“听音乐”(音楽を聴く)“看电影”(映画を観る)、《生産や取得を表す動詞の生産物・成果》“做饭”(料理を作る)、《意味的に動作主となるもの(日本語では「…が」をともなって主語となるもの)》“下雨”(雨が降る)など。
二十年的足球生涯,他一直踢前锋。
Èrshí nián de zúqiú shēngyá,tā yìzhí tī qiánfēng.
20年のサッカー人生で、彼はずっとフォワードとしてプレーした。
■中国語の「目的語」には、日本語の意味からは目的語と思えないようなものも含まれます。《道具(…で)や役割(…として)》“用扇子扇”(扇子で扇ぐ)、《移動先》“去教堂”(教会に行く)、《時間量・動作の回数》“吃三片儿”(三錠飲む)、《対象としてとりあげるテーマ(…について)》“谈生意”(ビジネスの話をする)。
他爱好广泛,但是最喜欢打篮球。
Tā àihào guǎngfàn,dànshì zuì xǐhuan dǎ lánqiú.
彼の趣味は広いけれど、バスケットボールをするのが一番好きだ。
■自分の希望や考えを述べる動詞(「…したらいいな」「…と思う」)や、心理状態や視聴覚を表す動詞(「好き」「嫌い」「見える」「聞こえる」)は、単語ではなくて、文やフレーズを目的語として取ることもあります。例:“我喜欢打篮球”(バスケットボールをするのが好きだ)、“我希望你能理解我的心意”(あなたが、わたしの気持ちを理解してくれたらいいなと思います)。
姥姥给了我一百块压岁钱。
Lǎolao gěile wǒ yìbǎi kuài yāsuìqián.
お祖母さんがわたしに100元お年玉をくれた。
■中国語には<動詞+ヒト+モノ>という「二重目的語文」があります。動詞の意味が「授与(~に…をあげる)」か「取得(~から…を受け取る;奪う)」かで文の表す意味も変わります。例:“请递给我一把剪刀”(ハサミをとってもらえませんか)、“小偷儿偷了我钱包”(スリに財布を盗られた)、“一共八十,收您一百,找您二十”(あわせて80元です。100元お預かりしましたので、20元のお釣りです)。